Site Level NATを使用すると、目的のサイトへの通信をNATすることができます。
Source NATとDestination NATの両方が使用できます。
Source NATの動作は下図のように、指定したサイトへの通信の送信元がNATされます。
Destination NATの動作は下図のように、指定したサイトへの通信の宛先がNATされます。
この機能に関する詳細な設定方法については弊社サポートサイトをご参照ください。
Site Level NAT 機能について
Site Level NAT は設定サイトに流入してくるトラフィックに対して機能します。
Destination NATであればNAT変換前の通信が設定サイトにルーティングされるように、
設定サイト側にNAT変換前の宛先IPが属するセグメントを登録しておく必要があります。
またEvent上にはSite Level NATの適用有無を確認できるフィールドはありません。
補足
本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Configuring a Site-Level NAT Policy