Cato Networks 2025年11月10日アップデート情報

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  • No : 1288
  • 公開日時 : 2025/11/10 12:26
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Cato Networks 2025年11月10日アップデート情報

本稿は2025年11月10日のプロダクトアップデート情報に関して記載した記事となります。

カテゴリー : 

  • Always-On Policy での Device Postureの利用 
  • ソフトウェアアップデート通信のベストプラクティス​
  • Windows Client v5.20
  • IoT/OTセキュリティとArmisの統合による高精度デバイスインベントリの実現​
  • MakeのAPIサポートにおけるアプリケーション制御
  • DLP機能にて、以下の国のPIIデータをサポート
  • SocketネイティブレンジにおけるDHCP機能強化
  • アップグレード後のオフラインSocketのサイト運用ストーリー​
  • Browser Extension v1.2のリリース​
  • TLS Inspection Policyの作成・更新の自動化のための​Terraformモジュール ​
  • ワンクリックでSocketのHAロールを変更する​
  • Socket v24.0.20874のリリース​

  • Always-On Policy での Device Postureの利用 
    • Always-On PolicyにDevice Posture Profileを使用する機能を追加しました。​
    • 例えば、デバイス証明書チェックで認証できる企業デバイスと、個人の管理対象外デバイスを区別してAlways-Onを有効化できます。

 

  • ソフトウェアアップデート通信のベストプラクティス​
    • 通信の優先順位付けを改善するために、MDMトラフィックを含むソフトウェアアップデートのトラフィックを最も低い優先度を定義する新しいデフォルトルールをネットワークルールポリシーに追加しました。​
      • すべてのアカウントについて、ソフトウェア更新プログラムのトラフィックが低い優先度で定義されていることを確認するために、[Best Practices] ページに新しいチェックを追加しました​
      • デフォルトのルールは、新しいアカウントのネットワークルールにのみ含まれています
    • 既存のアカウントには影響はありませんが、アップデート通信の優先度を低くすることが推奨の設定となります。

 

  • Windows Client v5.20
    • 2025年11月10日の週から、新しいWindowsクライアントバージョン5.20を段階的にロールアウトします。このバージョンには次のものが含まれます。​
      • 安定性の向上​
      • セキュリティ更新プログラム​
      • バグ修正​

 

  • IoT/OTセキュリティとArmisの統合による高精度デバイスインベントリの実現​
    • デバイス検出の精度を高めるために、ArmisデバイスインテリジェンスデータをCatoのデバイスインベントリと統合できるようになりました。両方のシステムの強化された属性を含む統合ビューは、[ホーム] > [デバイスインベントリ] ページに表示されます。​
    • [リソース] > [統合] ページ、またはAPIを使用して構成します。​
    • この統合により、次のことが可能になります。​
      • 正確なデバイス識別:CatoとArmisの両方からのデータを結合​
      • 可視性の向上:管理対象、非管理対象、IoT/OTの資産はすべて、豊富なコンテキストメタデータを使用して統一されたビューで表示されます。​
      • 情報に基づくセキュリティの決定:接続されたデバイスのより明確で完全なビュー​
    • 本機能はIoT/OTライセンスが必要です。​
    • 本機能のビデオを視聴される場合はこちらをクリックしてください。​

 

  • MakeのAPIサポートにおけるアプリケーション制御
    • SaaSアプリをCatoに接続すると、ユーザーがCato Cloudに接続していない場合でも、誰が各アプリにアクセスしているかを理解し、不審なアクティビティや傾向を特定できます。Makeアカウントを接続して、ユーザーのアクティビティを可視化できるようになりました。​
    • Make アプリは、Integrationsの[App Activities] から入手できます。​
    • 本機能は CASBライセンスが必要です。​

 

  • DLP機能にて、以下の国のPIIデータをサポート
    • Data Loss Prevention機能において、以下の国のPIIデータ(運転免許証、パスポート、個人ID等)の監視をサポートするようになりました。​
      • オーストリア、ブルガリア、キプロス、チェコ共和国、エストニア、フランス、ギリシャ、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ポルトガル、ルーマニア、 スロバキア、スロベニア​
      • サポート範囲内のデータ型のリストは、Data Catalogから確認可能です。​

 

  • SocketネイティブレンジにおけるDHCP機能強化
    • Socketのネイティブレンジの範囲において、個別のDHCPレンジを設定できるようになりました。
    • 例:ネイティブレンジが1.1.1.0/24 である場合​
    • 1.1.1.1 - 1.1.1.100 (DHCP割り当て対象)​
    • 1.1.1.101 - 1.1.1.199(DHCP割り当てから除外)​
    • 1.1.1.200 - 1.1.1.255  (DHCP割り当て対象)​

 

  • アップグレード後のオフラインSocketのサイト運用ストーリー​
    • アップグレード直後のSocketにおいて、オフライン時間が想定より長くなった事象を検出するストーリーを追加しました。​
      • ストーリー名:Socket Offline After Upgrade​

 

  • Browser Extension v1.2のリリース​
    • v1.2はChormeサイトで入手可能であり、以下の内容が含まれます。​
      • Browserのサインインポップアップメッセージの表示を大幅に削減​
      • ログ収集機能の改善​

 

  • TLS Inspection Policyの作成・更新の自動化のための​Terraformモジュール ​
    • Infrastructure as Codeを通じて、TLS Inspection Policyのデプロイメントと管理を簡素化しました。​
    • 管理者は、TLS Inspection PolicyとセクションをJSONで定義し、Terraformを介してPolicyの更新を自動化できるようになりました。​
      • 構造化された JSON ファイルからの TLS Inspection Policyとセクションの一括作成を自動化します。​
      • CMAでTLS Inspection Policyを更新する際のルールの順序、セクション、およびアイテムの場所を簡単に管理できます。​

 

  • ワンクリックでSocketのHAロールを変更する​
    • CMA を使用して、Primary SocketとSecondary Socketの高可用性 (HA) ロールを切り替えたり、検証目的でのフェールオーバーをプロアクティブにトリガーしたりできるようになりました。​
    • [Manual HA Failover]オプションは、[Network>Sites]ページの[Actions]ドロップダウンで使用できます。​

 

  • Socket v24.0.20874のリリース​
    • Socketバージョンv24.0.20874の段階的なリリースを開始しました。本バージョンには、バグ修正と内部機能強化が含まれています。​

補足


本稿は下記メーカー記事を参考に作成されています。
Product Updates - November 10, 2025
 

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