Cato Networks社(読み方はケイトネットワークス社)は、以下の3つの機能が完全に統合されたSASE(サシー、2019年に米国ガートナー社が提唱した、新しいテクノロジーカテゴリー「Secure Access Service Edge=セキュア・アクセス・サービス・エッジ」の頭文字)を提供する企業です。
全ての拠点とリモートアクセスからの通信・セキュリティ情報をクラウド上でシングルパスで処理し、
一元化された管理画面で可視化、制御・運用することで、ゼロトラストネットワークにおけるシステム
管理者の負荷を軽減し、ユーザ体験の向上を実現するクラウドサービスです。
- グローバルSD-WANとプライベートフルメッシュバックボーンを提供
- SSL-VPNに代わる、ZTNA(リモートアクセス)環境をクラウドで提供
- クラウドセキュリティ(XDR,SWG,CASB,DLP,IPS,Anti-Malware,FWaaS,RBI,Sandboxなど)を統合
Cato Networksでは、
- クラウド上のアクセスポイント=PoP(Point of Presence)を経由して並列アクセスを実施!
- PoPには経路最適化機能と各種セキュリティ機能がグローバルに同期してシングルパスで実行!
- PoP間の通信を各国Tier1のプロバイダによるフルメッシュネットワークで接続!
そのため、社内・社外どこにいようとまたはどの宛先に対しても、
CatoのPoPを通ることで、常にセキュアで低遅延なネットワーク接続が可能です。
※PoPはCato社独自で物理的に建設しているのでIaaSによる縛りを受けずグローバルにご利用いただくことが可能です。※CatoではPoPの稼働率のSLAを99.999%で保証しています。
※PoP設置国一覧
①統合されたSD-WANとセキュリティ対策機能
Cato は、下記の機能をすべてクラウドで「統合」したサービスです。
- WAN最適化
- セキュリティ対策機能
- 自動修復機能
- グローバルネットワーク
②世界中を高速につなぐフルメッシュバックボーン
- 世界中に置かれた90か所以上のPoP(Point of Preseence) クラウドサービスとアクセスポイント)
- フルメッシュバックボーンによる、データセンター、モバイルを含めた双方向通信
上記機能によりMPLSに匹敵する通信速度と柔軟性により海外拠点間のDX利用を加速します。
どこにいても常にセキュアに業務を遂行することが可能です。
③自社で運用管理できる、直観的で使い易いWeb管理コンソール(CMA)
Catoにおける全ての機能が1つのWeb管理コンソールでご利用可能なので、
- ネットワーク管理
- セキュリティポリシーの自社設定
- 障害の分析
なども含め、迅速な運用管理を実現します!
導入効果
MS Teamsなどのビデオ会議が安定した
中国国内からの通信が安定した
どこで働いていても、セキュリティポリシーが統一されていて安心
機器の脆弱性対策のパッチ当て作業をしなくてもよくなった
ネットワークが遅い時の原因が素早く手元でわかるようになった
MPLS撤廃により、WAN回線コストが削減できた
拠点、作業現場での回線を柔軟に選択できるようになった
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- 会社概要※2025年2月時点
創業者:シュロモ・クレイマー(Shlomo Kramer)
Check Point, Impervaを創設し、3社目にCato Networksを創業。
2024年SC Media「Security Executive of the Year」
(最優秀セキュリティエグゼクティブ)に選出
創立:2015年(2016年からサービスイン/日本では2017年から展開開始)
資本金:773Mドル 評価額:30億ドル(ケンタウロス企業)シリーズG
従業員数:1,250名以上
お客様数:グローバル3,000社以上
モバイルライセンス契約数:130万ユーザ
展開国:190か国以上
PoP数:90か所(東京4ヶ所、大阪2カ所。中国国内含む)
外部評価
Gartner シングルベンダーSASE評価:リーダーの1社
GIGAOM SASE レーダー: リーダー、アウトパフォーマー
フロスト&サリバン SASE:グロース&イノベーション リーダー
Forbes Cloud 100 2024 選出
Fortune Cyber 60:2025 グロースステージ
CRN パートナープログラムガイド2025 ファイブ・スター