Cato Cloud 経由で送信されるトラフィックは、Catoのネットワークパフォーマンスとセキュリティ機能の恩恵を受けますが、特定のシナリオにおいてはSocket間で直結したVPN接続を使用する必要があります。
Cato Socket はSocket同士でインターネット経由のDTLSトンネル(Off Cloud トンネル)を自動的に形成します。
この Off Cloudトンネルは2種類の用途で用いられます。
1つ目は(非常に稀な例ですが、)Socket と Cato Cloud が何らかの理由により通信できなくなった場合、Off Cloud トンネルがフェイルオーバー先になり、Site間トラフィックを回復させます。このフェイルオーバーは自動行われます。この機能を WAN Recovery 機能と言います。
2つ目は、通常時でもWANトラフィックをOff Cloudトンネルを経由して送信する機能です。これを Off Cloud Transport 機能と言います。本機能は明示的に対象の通信を指定する必要があります。
詳細や設定方法は以下サポートサイトをご参照ください。
Off Cloud Transport の利用