本機能は、万が一SiteがCato Cloudとの接続性を失った場合、インターネット経由でのVPNトンネルを使用して、
Site間のWANトラフィックの接続性を維持するSocketのリカバリ機能の一部です。
本機能はデフォルトで有効となっていますが、アカウントや特定のSiteにて無効にすることも可能です。
本機能ではデフォルトで各Socketが全てのSocketへフルメッシュで直接DTLSトンネルを作成し、
Cato Cloudとの接続が失われた際、Socketは他のSiteとの接続を回復し、切断時間を最小限に抑えます。
下図は1台のSocketがCato Cloudから切断されている例を示しています。
このSiteではWAN Recovery機能が有効になっており、2つのSocket間でDTLSトンネルが接続されます。
◇Active/ActiveまたはActive/PassiveでのWAN Recovery
◇制約事項
なお、本機能が動作する際の詳細なアルゴリズムやCato Cloudへのトラフィックの回復方法について、
以下サポートサイトに記載されています。
WAN Recovery機能について
補足
本記事は下記KBを参考に作成されています。
Recovering WAN Traffic
Working with Advanced Configuration for the Account
Advanced Configurations for a Site