Internet/WAN FirewallルールではApplication Categoryを指定して、
広範なカテゴリの通信を対象として制御を行うルールを設定することが可能となります。
しかし、Application Categoryにどの通信が含まれるかはCato社側で独自に定義されているもののため、
環境で行われている通信が管理者の意図しないApplication Categoryとして判定され、
意図しない制御を受けてしまう場合があります。
本設定を行うことでドメインに紐づけられたデフォルトのカテゴリを上書きすることが可能です。
※アカウントレベルの上書きのため、他のアカウントの判定に影響はありません。
・設定方法
CMA > Assets > Apps Catalog > Domain Lookupにおいて対象のドメインを検索します。
検索結果画面においてEditを押下し、任意のドメインカテゴリに変更を行います。
Save Changesを押下することで設定を実施したアカウントにおいてのみ
当該ドメインは設定したドメインカテゴリでの判定を受けるようになります。
・管理方法
カテゴリを上書きしたドメインはAccount Overriden Domainsにて管理可能です。
ここでは上書き後のカテゴリやオリジナルのカテゴリを確認し、削除が実行可能です。
補足
本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Overriding Default Domain Categories for the Account