• No : 1255
  • 公開日時 : 2025/08/18 15:26
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Cato Networks 2025年8月25日アップデート情報

本稿は2025年8月25日のプロダクトアップデート情報に関して記載した記事となります。

カテゴリー : 

  • 大規模なClient Connectivity Policyの管理エクスペリエンスの向上​
  • IPsecおよびCloud Interconnect用のBGPインバウンドルートフィルタ
  • macOS Client v5.10のリリース
  • DEM Enhancements​
  • PoPロケーションの新たなAPIクエリ
  • ​​CMAのUsersページの改善

  • 大規模なClient Connectivity Policyの管理エクスペリエンスの向上​
    • Client Connectivity Policy全体の速度、柔軟性、制御性を向上させて、複雑なルールベースを簡単に管理できます。​
    • 拡張機能は次のとおりです。​
      • 同時編集–複数の管理者が競合なしでポリシーを並行して変更できます。​
      • パフォーマンスの向上–ポリシーページの応答性が向上しました (特に多数のルールの場合) 。​
      • GraphQL APIのサポート–ClientConnectivityAddRule APIを使用してクライアント接続ポリシーを管理します。​

 

  • IPsecおよびCloud Interconnect用のBGPインバウンドルートフィルタ
    • IPsecサイトとCloud Interconnectサイトでインバウンドルートに対するフィルタ機能がサポートされるようになり、BGP ルートをAccept/Dropするためのきめ細かな制御と拡張性が向上しました。​
    • CIDRリストまたはBGPコミュニティを使用して、フィルタリングするルートを決定できます。​
    • 本機能のビデオを視聴される場合はこちらをクリックしてください。​

 

  • macOS Client v5.10のリリース
    • 2025年8月25日の週から、macOS Client v5.10 のロールアウトが開始されます。​
    • こちらのバージョンには、以下のアップデートが含まれます。​
      • ワンタイム認証によるリモートインターネットセキュリティ:​
        ワンタイム認証により、ユーザーはCato Clientとの対話を最小限に抑えながら、常にセキュアな接続を可能とします。​
        本機能はWindows Clientでのみサポートされていた機能となります。​
        本アップデートがユーザーに与える影響についてはこちらをお読みください。
      • ホーム画面にユーザーの接続状態を示す以下のフィールドが追加されます。​
      • パフォーマンスの強化とバグ修正

 

  • DEM Enhancements​
    • Digital Experience Monitoringに次の機能拡張が実装されました。​
    • [Remote User] タブと [Office User] タブには、次の新しいデータ列が表示されます。​
      • デバイス名 - 複数のデバイス間で同じユーザーのアクティビティを監視するのに役立ちます。​
      • 電子メール - 同じ名前の異なるユーザーを区別するために、各ユーザーの電子メール アドレスが表示されます。​
    • データの粒度を高めるために、以前は 5 分のバケットに制限されていたメトリクスが 1 分のバケットでデータを報告するようになりました。​
      • Wi-Fi、CPU、およびLANゲートウェイのメトリックに適用されます。​
    • DEM機能に関する詳細はこちらのFAQ記事をご参照ください。​

 

  • PoPロケーションの新たなAPIクエリ
    • PoPLocationListクエリは、名前や国などの詳細を含むCato Cloud 内の​全てのPoPロケーションのリストを取得します。​
      このAPIを使用して、ネットワークルール (トラフィックルーティングなど) を設定したり、Prefrred PoPを使用するようにSocketを設定したりできます。

 

  • ​​CMAのUsersページの改善
    • Authentication Statusを示す新しい列が Access > Users > Users Directoryタブに​表示されます。 ​
    • Authentication Statusは、Userが認証を正常に設定したかどうかを示します。​
    • ユースケースとしてUserがまだ認証の設定について未対応である場合に、​CMA管理者がこのステータスから確認することが挙げられます。​

 

補足


本稿は下記メーカー記事を参考に作成されています。

 Product Updates - August 25, 2025