• No : 806
  • 公開日時 : 2024/11/11 12:15
  • 更新日時 : 2024/11/11 12:16
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Cato Networks 2024年11月11日アップデート情報

本記事は2024年11月11日のプロダクトアップデート情報に関して記載した記事となります。

  • TLS Inspection用の新しいCato証明書
  • Cato Data Lakeのデータユニットサイズの調整
  • CAPTCHAによるCMAログインのセキュリティ強化
  • Linux Client v5.3のリリース
  • Cloud Interconnectのマドリッドとシンガポールの新しいPoPロケーション
  • SiteのCityフィールドのAPIサポート
  • CMAの機能強化 - IPsecサイトのパブリックIPアドレスの表示
カテゴリー : 

  • TLS Inspection 用の新しいCato証明書
    • TLS Inspection および Threat Prevention に手使用される Cato証明書が2025年10月29日に有効期限が切れます。
    • 有効期限が切れる前に新しい証明書をダウンロードしていただく必要があります。
    • 今後数週間以内に Secrity > Certificate Management にて 新しい証明書をダウンロードすることが可能になります。
    • 有効期限以降、新しい証明書に移行していないお客様には次の問題が発生します。
      • TLSインスペクションが正しく機能しない
      • 脅威防御サービスは、TLS で暗号化されたトラフィックを検査できない
      • インターネットやSaaSアプリ(HTTPS Webサイト)へのアクセスに問題が発生する
    • 参考KB:Frequently Asked Questions for the New Default Cato Certificate for TLS Inspection

       
  • Cato Data Lake のデータユニットサイズの調整
    • 各データユニットのサイズを25%増やしたことにより、各アカウントに含まれるデータユニットの無償範囲が
      200万イベント/時間ではなく、250万イベント/時間となります。
      • 各データユニットのコストに変更はありません。
      • 豊富なコンテキストデータを提供する追加イベントの最近の改善を反映するように調整されています。
      • 推定必要データユニットの計算に変更はありません。
      • 必要に応じて追加のデータユニットを購入し総容量をアップグレードすることも可能です。
    • 参考KB:Guide to Cato Data Lake Storage

 

  • CAPTCHA による CMAログインのセキュリティ強化
    • アカウントのセキュリティ向上のため、CMAの管理者認証フローにCAPTCHAによる保護が追加されました。
      • このボットによる不正アクセスに対する防御はバックグラウンドで実行され、
        通常のログイン試行は中断されません。
      • 稀に、認証完了するためにログイン情報の再入力を求められる場合があります。
      • SSO認証は対象外となります。

 

  • Linux Client v5.3 のリリース
    • 2024 年 11 月 10 日より、Linux Client version 5.3 のロールアウトを開始します。
      このバージョンには以下のアップデートが含まれます。
      • Site配下でのDevice Check:  
        Site配下のデバイスのコンプライアンス要件を強制するために、
        Site配下のデバイスに Device Posture Profile が適用されます。
      • OPSWAT OESISフレームワークの更新:  
        Clientが使用するOPSWAT OESISフレームワークを version 4.3.3404に更新しました。
      • バグ修正と機能強化: 
        Identity Agent がユーザーを正しく識別できない場合があるバグの修正

 

  • Cloud Interconnect のマドリッドとシンガポールの  新しいPoP ロケーション
    • Cloud Interconnect用にマドリード(スペイン)とシンガポールが即時接続可能なPoPとして追加されました。
      • 新しいPoPサイトの追加により、EMEAおよびAPJ地域での接続性とアクセスが拡大します。
      • Cloud Interconnect については Getting Started with Cloud Interconnect Sites をご確認ください。

 

  • SiteのCityフィールドのAPIサポート
    • Socket SiteのCityを定義すると、自動PoP選択メカニズムの精度が向上します。
    • 次のAPIを使用してcityNameを編集および照会できるようになります。

 

  • CMAの機能強化 - IPsecサイトのパブリックIPアドレスの表示
    • Network > Sites ページの使いやすさが向上しました。
    • 新たに、”Public Site IPアドレス” 列を追加しました。
    • 個々のSiteにドリルダウンしなくても、IPsec SiteのPublic IPを確認することが可能になりました。

補足


本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Product Update - November 11, 2024