• No : 1060
  • 公開日時 : 2025/03/13 17:17
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ブラウザ閲覧時に証明書エラー(安全ではない/保護されません)が表示されます。原因を教えてください。

本稿はSocketを利用する拠点で、端末からブラウザ閲覧した際に証明書エラー(警告)が出る場合の原因について記載した記事となります。

 

 

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概要

証明書エラーが出る原因の一つとしてCatoのルート証明書が端末にインストールされていないケースが挙げられます。
ルート証明書が正しくインストールされているか下記の手順でご確認ください。
Catoのルート証明書が端末にインストールされているか確認する方法を教えてください

【Chromeブラウザでの証明書エラー発生例】

証明書エラー発生時のEvents

証明書に起因してエラーが発生した場合、Eventsでは以下に該当するログが出力されます。
Action:Alert
TLS Error Description:certificate unknown

 

エラーが発生する原因

TLSインスペクションが有効化されている環境下でエラーが発生する場合があります。
通常、ブラウザ閲覧時(HTTPS)は閲覧するWebサイトが提供するサーバ証明書を用いて、
なりすましが行われていないかなど、サイトの安全性を検証します。
この際、端末⇔Webサーバー間でTLSハンドシェイクと呼ばれる通信手順が実施されます。

一方、TLSインスペクションが有効化されている環境では
端末⇔Catoクラウド間、及びCatoクラウド⇔Webサーバー間でTLSハンドシェイクが実施されます。
これにより一層高いレベルでCatoのセキュリティ機能がお客様に提供されます。

TLSインスペクションが有効化されているとCatoクラウドは端末にCatoの証明書を提示します。
提示された証明書の正当性を検証するために、
Catoのルート証明書が端末にあらかじめインストールされている必要があります。

証明書エラーが発生した際は、Catoのルート証明書がインストールされているかをご確認ください。

注記:証明書エラーが発生する原因は上記以外の場合もあります。

補足


本記事は下記KBを参考に作成されています。
Installing the Root Certificate for TLS Inspection
Best Practices for TLS Inspection