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  • 公開日時 : 2025/06/27 20:20
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DNSプロテクションが発生した時のイベントと許可設定を教えてください。

本稿はDNS Protectionが発生した際のEvents及び許可設定について記載した記事となります。

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Eventsについて

DNS Protectionが発生した際のEventsには下記の情報が含まれます。
Action:Block
Sub-Type:DNS Protection
DNS Query:検知されたドメイン名
Signature ID:Catoの脅威識別ID

許可設定

特定のドメイン名に基づきDNS Protectionの許可ルールを作成することができます。
作成手順は以下のとおりです。

  1. DNS Protectionで検知されたEventsのSignature IDを押下します。
    許可ルールの設定画面に遷移します。
  2. Source欄に設定済みのIPを削除したうえで、Anyを選択します。
    特定のUserのみ許可したい場合はUserを選択のうえユーザー名を設定します。
  3. Destination欄に設定済みのIPを削除したうえで、Domainを選択しドメイン名を設定します。
    Eventsで確認したDNS Queryがドメイン名に相当します。
  4. Track欄のEventを選択しApply及びSaveを押下します。

以上の手順でDNS Protectionの許可ルールを作成することができます。
作成したルールは Security > IPS > Allow List で確認することができます。

また許可ルールに合致したEventsは Action:Whitelist で出力されます。
 

補足


本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Customizing the DNS Protections for IPS
本稿の内容は公開日時時点の情報に基づきます。