本稿は、Arubaのアクセスポイントに接続後、
Cato Cloudへの接続性に問題がある際の対処方法について記載した記事となります。
Arubaの無線アクセスポイント(AP)は、IPSecを使用して無線コントローラーへトラフィックをトンネルします。
しかし、APのIPSecトラフィックには「Do Not Fragment」ビットが設定されており、
Cato SocketからAPへのICMPフラグメント要求メッセージが正しく処理されないことがあります。
この結果、APがMTUを調整せず、コントローラーとの通信に失敗します。
そこで、Aruba側の設定を確認し、IPSecトンネルに合わせて無線APのMTUを調整してください。
これにより、通信が適切に行われ、事象が解消する可能性があります。
補足
本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Aruba Wireless Access Point Traffic Not Traversing Cato