Cato Client を利用して接続しているユーザーと、Socket等で接続している拠点(Site)が存在する環境において、クライアントが属するLANのIPアドレスと、拠点のIPアドレスが重複している場合を想定します。
クライアントは自身が属するLAN内にはアクセスできますが、LANへのルーティングが優先されるため、拠点のリソースへはアクセスすることができません。
ここで、LAN Blocking の機能を有効化することで Cato Client はすべてのトラフィックをCatoにルーティングし、クライアントが拠点のリソースへアクセスすることが可能になります。
また同時に、クライアントが属するLAN内へのアクセスはブロックされます。
LAN Blocking を利用することで同じIPアドレスを持つ拠点へのアクセスが可能になります。
LAN Blocking の設定イメージ
本機能はWindows Client v5.6 以降でサポートされます。
本記事は以下メーカーKBを参考に記載しております。
Centralized Management of Remote Traffic Routing (Split Tunnel Policy)