IPSecの接続について、以前までは 特定の PoP Location で取得した Global IP アドレスに対して、Site(拠点)のFirewallやルーターからConnectionを張る構成が基本でした。
2024年7月より FQDNによる接続が可能になり、PoPの動的選択が行えるようになっております。
IPSec FQDN接続に関する機能は以下の通りです。
IPSec FQDN接続に関する制限は以下の通りです。
一方、Socketにおいては完全に自動化されたアルゴリズムにより、動的にPoPを選択します。
Socketによる動的PoP選択は以下の機能を有します。
Socketにはその他のパフォーマンスに関する高度な機能も実装されております。
以上のようにSocketにはラストマイルのパフォーマンスを向上させる仕組みが充実しております。
本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Configuring IPsec IKEv2 Sites
Configuring the Connection SLA Settings