Cato Clientの接続フローは、以下のステップで構成されています。

- Always-Onの確認:Always-Onが無効時にはユーザーが手動で接続ボタンを押下します。
- Client Connectivity Policyの確認:Connectivity Policyが構成されている場合、接続する端末がポリシーに準拠しているかをチェックします。(Device Posture、証明書認証など)
- Cato認証トークンの確認:MFAやSSOが構成されている場合、Cato トークンの有効期限が切れていないかをチェックします。無効だった場合、再認証を要求します。
- 接続: 認証が成功すると、Cato ClientはCato Cloudに接続し、セキュアなVPNトンネルを構築します。これにより、安全なデータ通信が可能になります。
接続後、ユーザーは適用されたポリシーに基づいて、
許可されたアプリケーションやネットワークリソースに安全にアクセスできます。
Cato Clientは安全で効率的なリモートアクセス環境を提供し、ZTNAの原則に従ったセキュリティを実現しています。
Pre-Loginが有効時の接続フローについては、補足のKBをご参照ください。
補足
本稿は下記メーカーKBを参考に作成されています。
Understanding the Cato Client Connection Flow