Cato Networks 2025年10月20日アップデート情報

  • 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
Cato Cloud よくあるご質問と回答 | 株式会社マクニカはCato Networksの国内1次代理店です。
Cato クラウドのトラブルシューティング、よくある質問のサイトです。
  • No : 1284
  • 公開日時 : 2025/09/16 10:32
  • 印刷

Cato Networks 2025年10月20日アップデート情報

本稿は2025年10月20日のプロダクトアップデート情報に関して記載した記事となります。

カテゴリー : 

  • Advanced Groupsを使用したIP範囲を大規模な管理​
  • 新しいCato Clientの提供
  • IdPからCMA管理者をプロビジョニング
  • 日本向けの今後の新しいCMAインスタンス​
  • API用のきめ細かいRBAC​
  • ソケットの一括アップグレードのスケジュール
  • 最後に確認された IP に基づく資産の可視化​
  • 新しいソケット v24.0.20639

  • Advanced Groupsを使用したIP範囲を大規模な管理​
    • Advanced Groupsを使用し、複数のポリシーにわたって大規模なIP範囲のセットを定義して再利用できるようになりました。​
      これにより、手動構成が削減され、大規模な一貫性が確保されます。​
    • インターネットおよびWANファイアウォールポリシーで使用できます​
      (他のポリシーのサポートは近日中に提供されます) 。​

 

  • 新しいCato Clientの提供
    • 10月19日の週に、次のクライアントが利用可能になります。​
    • Windowsクライアントv5.18​
      • 新しいWindowsクライアントバージョン5.18が段階的にロールアウトされ、次のものが含まれます。​
      • クライアント組み込みブラウザがChromiumバージョン139.0.280に更新されました。​
    • iOSクライアントv 5.6.2​
      • 新しいiOSクライアントバージョン5.6.2がApp Storeからダウンロード可能になります。​
    • Androidクライアントv 5.2.1​
      • 新しいAndroidクライアントバージョン5.2.1がGoogle Playストアからダウンロード可能になります。​
    • 各クライアントには次の修正が含まれます。​
      • 安定性の向上​
      • セキュリティの更新​
      • バグ修正​

 

  • IdPからCMA管理者をプロビジョニング
    • Identity Provider (IdP) を使用してCMA管理者をプロビジョニングすることで、管理者管理を効率化できるようになりました。以前は、Cato UsersとUser GroupsのみIdPによるプロビジョニングが可能でした。これにより、次のことが可能になります。
      • 管理者のオンボーディングとオフボーディングを簡素化​
      • 単一のIdPでユーザーと管理者の両方を一元管理​

 

  • 日本向けの今後の新しいCMAインスタンス​
    • Catoのグローバル展開の一環として、2026年1月に、日本地域を拠点とする​
      Cato Management Application(CMA)インスタンスが導入されます。​
      この新しい地域は、日本に拠点を置く新規顧客とそのパートナー向けに特別に設計されています。新しいCMAインスタンスは、既存のCMAと同じように、グローバルアカウント、ネットワーク、世界中のすべてのPoPへのシームレスな接続を管理する機能を提供します。​
      • Japan CMAインスタンスは、既存のCatoの顧客およびパートナーには影響しません

 

  • API用のきめ細かいRBAC​
    • Cato APIのクエリや設定操作は、CMAの管理者が持つ機能・エンティティレベルの権限と同じ制御体系に従うようになりました。これにより、APIアクセスにおいても一貫性のある安全なアクセス制御が実現されます。既存のAPIキーや統合設定には影響はありません。​
      • APIキーは、管理者またはアカウントレベルのサービスプリンシパルが持つRBAC権限を継承します。編集権限を「閲覧のみ」に制限することも可能です。​
      • APIキーは特定の管理者に紐づけられるため、個人の自動化や手動でのAPI操作など、個人利用に適しています。​
      • サービスプリンシパルは、共有の自動化やシステム統合を目的として設計されています。CMAへのログインはできません。サービスキーは特定の管理者に紐づけられず、アカウントレベルでの統合をサポートします。

 

  • ソケットの一括アップグレードのスケジュール
    • ソケット管理を改善するために、最大 30 日前から設定した時間に自動的に実行されるように一括アップグレードをスケジュールできるようになりました。​
    • 各サイトは、設定されたタイムゾーンに従ってアップグレードされます。​
    • スケジュールされたアップグレードのキャンセルには、Siteごとに手動でキャンセルを実行する必要がございます。
  • 最後に確認された IP に基づく資産の可視化​
    • 大規模または分散環境で資産をすばやく見つけられるように、​[Device Inventory] ページでは、最後に確認された IP によるデバイスのフィルタリングがサポートされるようになりました。​
    • Between – IP 範囲の指定 (From–To)​
    • Within – CIDR 範囲に基づく (例:10.0.0.0/24)​
    • 本機能の利用にはIoT/OT セキュリティ ライセンスが必要です。

 

  • 新しいソケット v24.0.20639
    • マイナーソケットバージョン24.0.20639の段階的なリリースを開始しました。​
    • このビルドには、バグ修正と内部機能強化が含まれています。​

 

補足


本稿は下記メーカー記事を参考に作成されています。

Product Updates - October 20, 2025

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます。ご質問は下記の「お問い合わせはこちら」をクリックしてください。

キーワード検索

スペースで区切って複数語検索が可能です
マクニカはCato Networksの正規上級サポートサービスプロバイダーです。2023年,2024年国内代理店のリーダーで最大の顧客数を維持しています。
マクニカはCato Networks社の国内代理店のリーダーです。数少ない Distinguished Support Provider 認定資格者がサポートとカスタマーサクセスを提供しています。
Cato Cloud活用を最大化する、お客様専用サポートサイトのお申込みは<< こちら>>から。