Cato CASBオプションを利用することで、会社で契約しているクラウドの通信を許可し、
契約していないクラウドの通信をブロックすることが可能です。
一般的にこのような制御をテナント制御と呼び、Cato Cloudでも実現可能です。
例として、Microsoftへのログインを会社契約テナントのみ許可し、
それ以外のテナントへのログインをブロックするポリシーの作成方法を記載します。
上図のようなポリシーを作成することで、会社テナントのログインのみ#1にて許可され、
それ以外のログインが#2に合致するため、テナント制御が実現可能となります。
また、本機能を利用する場合、ファイヤーウォールにて通信が許可されており、
TLS Inspectoion機能が有効化されている必要があります。
[補足情報]
Cato CASBでは下図のように、デフォルトで推奨ポリシーが用意されています。
こちらをもとに会社のポリシーにチューニングしていくことが可能なため、
CASB導入にかかる工数が軽減されています。
詳細はUsing Default Recommended CASB/DLP Policyをご参照ください。
Cato CASBの概要、設定方法につきましては、以下の記事や動画も併せてご参照ください。
記事 → CASB機能について
ご説明動画 → 【Cato Networks】CASB Application Control概要